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手は複雑な動きができ、多くの情報を脳へ送っています。
そのため、手の硬さは手や腕の問題に繋がるのはもちろんですが、全身の痛みや不調、自律神経系の問題にも繋がります。
手のひらを上向きにして脱力した時に、親指が人差し指に重なるように見える人は要注意です!

腱鞘炎

手首の腱鞘炎は、手や指、肘などの筋肉、関節、神経、骨間膜、関節包といった組織が硬くなりやすい、パソコン業務、スマホの操作、育児、肩や肘、手指に負担のかかるスポーツ(ゴルフや野球、ボーリングなど)をしている人に多く発症します。

腱鞘炎というと手首の痛みが真っ先に頭に浮かぶと思いますが、腱鞘という腱が通過するトンネルが炎症をおこし、狭くなることで、腱がつまり痛みがでたものを腱鞘炎と呼び、腱鞘があるところであればどこでも起こる可能性があります。

腱鞘炎になってしまったら、基本は安静にして炎症をひかせますが、仕事や育児などで安静にすることができない人、痛みが強い人は、硬くなった組織を施術していくことで症状の改善、再発予防をすることができます。

バネ指

バネ指は腱鞘炎の一つで、指の健と腱鞘の摩擦によって炎症が起こり、腱の一部が太くなったり、腱鞘が狭くなったりすることで指の曲げ伸ばしがスムーズにできなくなります。

指の使い過ぎが原因なので、手首の腱鞘炎と同じく安静にすることが重要です。

施術は、手や指、肘などの筋肉、関節、神経、骨間膜、関節包といった硬くなった組織を緩めて、指を動かしても炎症が起こりにくい状態にしていきます。

外側上顆炎(テニス肘)

外側上顆炎はテニスをする人に多く発症するので、テニス肘と呼ばれていますが、パソコン業務をする人にも発症しやすい病態です。

テニスではバックハンドの多用、パソコン業務では指の上げ下ろしをするタイピングが原因で、手や肘、肩、首の関節の歪み、指や手、腕の筋肉や筋膜の硬さから神経や血管が圧迫されていると肘の外側に炎症が起こりやすくなります。

基本的には安静にしていれば炎症は引いてくることが多いですが、安静にしていても痛みがひかない場合は、手や肘の関節の歪み、指や手、腕の筋肉や筋膜の硬さ、神経や血管の圧迫を改善することで、炎症がひきやすい、再発しづらい状態にすることができます。

暴飲暴食、早食い、食後すぐに寝る、逆流性胃炎、服薬中、毎日の飲酒などがあると外側上顆炎の直りが悪くなることがあるので、生活習慣の改善が必要になる場合もあります。

内側上顆炎(ゴルフ肘)

内側上顆炎はゴルフをする人に多く発症するので、ゴルフ肘と呼ばれていますが、手首や肘に負担をかける仕事の人にも多い病態です。

ゴルフではフォームが崩れ、仕事や日常生活では使い過ぎが原因で、外側上顆炎(テニス肘)と同じく、手や肘、肩、首の関節の歪み、指や手、腕の筋肉や筋膜の硬さから神経や血管が圧迫されていると炎症が起こりやすくなります。

基本的には安静にしていれば炎症は引いてくることが多いですが、安静にしていても痛みがひかない場合は、手や肘の関節の歪み、指や手、腕の筋肉や筋膜の硬さ、神経や血管の圧迫を改善することで、炎症がひきやすい、再発しづらい状態にすることができます。